2016年12月15日
学校給食対応を考える講演会に参加してきました~その③~☆だいくんママ

つづきのつづき・・・。
次に中西先生の講演です。
私達RIN RIN♪メンバーにとって顔なじみで大変お世話になっている中西さん。
ご自身のお子さんが重度の食物アレルギーで、当時有効な治療が出来なかった、との話をされていました。
同じ食物アレルギーの子を持つ親として気持ちを身近に理解していただける強い味方です
しかしそんな中でも保護者寄りになることはなく、いつも中間的立場で正しい知識と最新の情報の元、相談に乗ってくださります。
今回は主に愛知県内の地域の患者会の現状、給食センターにおけるアレルギー対応の現状などを教えて頂きました。
アレルギー支援ネットワークとしての地域の患者会への取り組み
●患者会に正しい情報の提供
●患者会の無い地域の会作りの支援
●会のリーダーの育成(アレルギー大学の受講費補助)
ここで出てくるアレルギー大学ですが、保育士、幼稚園教諭、養護教諭、給食調理員、栄養士、など・・・そしてアレルギーを持っている人やその家族をサポートする立場にいる方々へアレルギーの知識や調理技術など専門性を高めるための講座です。⇒アレルギー大学
この講座が受けられるのは、愛知・静岡・三重・岐阜・新潟・千葉・京都・沖縄の会場となっています。
RIN RIN♪のメンバーでも受講している人がいます。
私も1日講座のベーシックプログラムを受講したいと思っているのですが、ここ2年間小学校の家族学級とかぶってしまって・・・
多分、今後もかぶってしまうんだと思います
そのような日程の合わない方にはこのような手段もあるようです。⇒インターネットアレルギー大学
愛知県内の給食センターにおけるアレルギー対応の状況ですが、
5000人以上の給食提供センター(20市35施設)のうち、
除去食・・・11施設
代替食・・・4施設
とのことです。
豊橋では給食センターが4施設あり、すべてで卵除去食の対応をしていますが、4施設中1施設のみしか除去食対応はしていない市もありました。
その1施設ですべての市内の学校の除去食を引き受けてるのでしょうか?
豊橋では卵除去食があるのが当たり前だったので、代替食や牛乳や小麦の除去食もしてもらえたらなぁなんて考えてしまいますが、全く対応していない施設が半数以上あることを知り、恵まれていたんだなぁと感じることが出来ました
講演会は70名ほどの申し込みだったと聞きました。
RIN RIN♪メンバーからは5名参加していました。
自ら学ぶために足を運んで来られた方が参加した今回の講演会は、それぞれの方にとって有意義な時間になったと思います。
今回得た知識や情報を改めて考え、伝え、私にできる活動をしていきたいと思いました
そんなわけで、近い目標・・・・・・私のブログ更新をもう少し早めにしていけたらと思っております頑張ります