RIN RIN♪豊橋アレルギーっ子の会

第5回目の今回は、乳児期からできる食物アレルギーの発症予防と、食物アレルギーを発症している場合の治療におけるスキンケアの重要性について詳しく学んでいきます。


講演の第二部では、浜松医科大学 小児科の夏目統(ｵｻﾑ)先生をお招きして、こどもの食物アレルギーについて予防と治療の最新情報をお伝えします！

浜松のドクターということでご存知の方はあまりいらっしゃらないかも知れませんが、すごい先生なんです！私たちの今回の勉強会に夏目先生をお招きできたのは奇跡なのではないかと思うぐらい、今アレルギー治療の分野では大注目の先生なんです！


（以下、静岡新聞 2016-12-10の記事より）

　浜松医科大小児科学講座の夏目統診療助教らが、乳児が生後６カ月の早い段階から卵を摂取することで卵アレルギーの発症を予防できることを実証した。９日、世界五大医学誌とされる「ランセット」で発表した。卵アレルギーの予防につながる食べ方を立証した研究は世界初とみられる。卵の摂食を避けるというこれまでの“常識”を覆す成果で新たな予防法となる可能性もある。

　夏目診療助教がことし３月まで在籍した国立成育医療研究センターでの研究成果。
　生後４カ月までに、食物アレルギーを発症しやすいアトピー性皮膚炎にかかった乳幼児１２１人をほぼ同数の２グループに分けて調査した。一つのグループは生後６カ月から毎日１回、十分加熱したゆで卵全卵の粉末５０ミリグラム（卵換算で約０・２グラム相当）を摂取し、９カ月以降は２５０ミリグラム（同約１・１グラム）を摂取した。１歳時に、全員にゆで卵半分程度を摂取して比較すると、卵を摂取しなかったもう一つのグループは６１人中２３人（３８％）が卵アレルギーを発症したのに対し、卵を摂取したグループは６０人中２人（８％）にとどまり、発症を約８割抑えられた。卵に反応する抗体が減少し、耐性が付いたとみられる。

　湿疹のある皮膚に接触した原因食材が取り込まれて食物アレルギーを発症するメカニズムがあるため、今回はアトピー性皮膚炎の治療を徹底したことも予防効果を高めたとみている。
　夏目診療助教は「過去に食品を避けるガイドラインが広まり、今も卵の除去を推奨する育児本が多いが、真逆の結果になった。食べることも湿疹のケアも大事」と述べた。
　湿疹の治療が十分ではない例や、抗体を高めやすい生卵を摂取した研究では、アレルギーを発症したケースもあり、夏目診療助教らは既に卵アレルギーを発症している場合は専門医の受診を勧めている。


他では聞いたことのないお話が聞けると思います



　　　　
「お申し込み方法」

rinrintoyohashi@yahoo.co.jpまで、下記１～５についてご入力の上、お申し込み下さい。

１.代表者氏名　２.参加人数（代表者含む）　３.連絡先電話番号　４.e-mail　５.託児希望の有無（500円/1人）　



※申し込み順に、順次こちらから折り返し受付完了のメールをお送りいたします。
１週間経っても返信がない場合、お手数ですがご連絡をお願い致します。

※託児は先着10名残定員に達しましたのでキャンセル待ちとさせていただき、持ち物等、後日こちらからご連絡させていただきます。

※お子様と一緒にご参加いただくことも出来ます！
　 お子様がぐずったり泣き出してしまった場合は、周りの方々へのご配慮をお願いいたします。
　 親子休憩所をご用意しておりますので、ご利用ください。


アレルギー疾患をもつお子様とそのご家族様をはじめ、お友達の子がアレルギーだから知りたいという方、
園や学校関係の皆様、将来医療の道へ進もうと考えている学生の皆様、
食物アレルギーについて関心のある方々など、どなたでもご参加できますので、
みなさんと一緒に、食物アレルギーについて学び、知ることができたら嬉しく思います。
ぜひ皆さまお誘いあわせのうえ、ご参加ください。

ママだけでなくパパにも是非聞いていただきたいです！

アレルギーに関する資料やお土産もご用意しております♪

土曜日で午前中お仕事だからちょっと遅れちゃうけど・・・、という方も受け付けております。




◆定員：１５０名
◆申し込み締め切り：１１月１６日（木）







RIN RIN♪豊橋アレルギーっ子の会、豊橋創造大学　共催
後援：豊橋市 豊橋市教育委員会　田原市

｢第5回 みんなで知ろう 食物アレルギー」

日時：１１月２５日 （土） １３：００～１７：００
　　　　（託児有り13:00～15:30。先着10名あと1名。）

会場：豊橋創造大学　A-２１　（豊橋市牛川町松下２０－１・無料駐車場あり）
参加費：大人ひとり ２００円